体重を早く落としたいという焦りから、ネット上に散見される「1週間で5キロ痩せる」といった過激な手法に手を出す人が後を絶ちません。しかし、ここには身体のメカニズムを無視した大きな盲点が存在します。
極端な糖質抜きや1日1食といった急激な食事制限を行うと、体重計の数値は短期間で落ちるものの、その実態は「体内の水分」と「筋肉組織」の減少です。体脂肪はほとんど燃焼されていません。
筋肉が削られると基礎代謝が著しく低下し、体は飢餓状態を察知してエネルギーを蓄えやすい体質へとシフトします。その結果、食事を元の状態に戻した瞬間に強烈なリバウンドが発生し、以前よりも体脂肪率が高く痩せにくい「隠れ肥満体質」を作り出してしまいます。小柄な女性ほど基礎代謝の絶対量が少ないため、筋肉を失うダメージは致命的となります。