四つのベルトがひとつに束ねられた歴史的一戦。世界スーパーバンタム級4団体統一戦のリングサイドは、文字通り世界中のメディアがひしめく坩堝と化していた。ラスベガスやロンドンの大興行と比べても遜色のないプロダクションバリューが投じられ、そこで求められるラウンドガールの役割もまた、従来の枠組みを完全に超えていた。
海外中継のカメラがズームインするのは、汗の飛沫と、青コーナーと赤コーナーを繋ぐ彼女たちの堂々たるウォーキングだ。瞬時に切り替わる画面構成の中で、一瞬の表情の乱れすら許されない。勝負論が極限まで煮詰まるメガマッチだからこそ、ラウンドガールが放つコントラストが、試合全体のドラマ性を一段上のエンターテインメントへと引き上げていく。