非の打ち所がないように見える同ホテルですが、旅の動線や交通手段によっては予期せぬ不満が生じるケースがあります。宿泊前に把握しておくべき「3つの盲点」を整理しました。
第1の盲点は、近鉄奈良駅との位置関係です。奈良観光の二大拠点である奈良公園(東大寺・春日大社・興福寺)の玄関口は「近鉄奈良駅」であり、JR奈良駅とは約1km離れています。JR奈良駅から近鉄奈良駅までは徒歩で約15分、三条通の緩やかな坂道を歩くことになります。「奈良公園のすぐそばだと思い込んで予約したら、移動に意外と時間がかかった」という失敗談は少なくありません。観光メインの旅程であれば、駅前ロータリーから頻発している市内循環バスの活用を前提に計画を立てる必要があります。
第2の盲点は、ダイワロイネットホテル奈良の駐車場に関する制約です。敷地内および提携の立体駐車場が用意されていますが、先着順(予約不可)であり、1泊あたり1,200円前後の利用料が発生します。収容台数には限りがあり、春や秋の行楽シーズン、週末の夕方以降は満車になる確率が跳ね上がります。さらに、車高制限(普通車1.55m以下、ハイルーフ2.0m以下など)があるため、大型SUVやミニバンで訪れる際は周辺のコインパーキングを事前にリサーチしておくことが不可欠です。
第3の盲点は、大浴場の混雑状況です。客室内のテレビモニターから吉野の湯のリアルタイムな混雑度を確認できるシステムが導入されていますが、チェックインが集中する21時から23時にかけては「混雑」表示が続く傾向があります。洗い場の席数には限りがあるため、混雑を避けるならチェックイン直後の16時台や、早朝の入浴を狙うのが賢明な立ち回りです。