非常時にやむを得ず洗う場合でも、絶対に避けるべきNG行為が存在します。間違った方法を取ると、フィルターの破壊だけでなく健康被害につながる危険性があります。
まず、手軽だからと使い捨てマスク洗濯機NGを破って洗濯機に放り込むのは厳禁です。水流の激しい摩擦や脱水時の遠心力によって、不織布の繊維がズタズタに断裂し、目に見えるほどの隙間や毛羽立ちが生じます。
また、強力に殺菌しようとして塩素系漂白剤マスク消毒を行うことも極めて危険です。塩素系漂白剤は不織布のポリプロピレン繊維を急激に劣化させ、脆化(ボロボロになる現象)を引き起こします。さらに、すすぎ残しがあると揮発した塩素ガスを直接吸入することになり、呼吸器への刺激や激しい皮膚トラブルを招く恐れがあります。同様に、アルコールスプレーの直接噴霧も静電気を逃がしてしまうため推奨されません。