ドラッグストアやネット通販で手に入るサポートアイテムも、仕組みと体質に合った選び方を理解していれば強力な後押しとなります。ただし、飲めば暴飲暴食が帳消しになる魔法の薬は存在しません。
まず、医薬品として位置づけられる漢方薬の効果についてです。代表格である「防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)」は、18種類の生薬が配合されており、交感神経を刺激して脂肪分解を促すとともに、便秘を解消して老廃物の排出を助けます。体力が充実し、お腹が太鼓腹のように突き出た便秘がちなタイプに劇的な効果を示す一方、胃腸が弱く下痢をしやすい人が服用すると腹痛を招く恐れがあります。ストレス太りで肋骨下が張るタイプには「大柴胡湯」、下半身が冷えてむくみやすい水太りタイプには「防已黄耆湯」といったように、自身の「証(体質)」に合わせて選ぶことが大前提です。
一方、市販サプリメント(機能性表示食品)の評判を検証すると、「ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン」や「エラグ酸」、「葛の花由来イソフラボン」などを配合した製品が人気を集めています。これらは褐色脂肪細胞の活性化や脂肪の分解・消費を助ける機能が臨床試験で確認されており、日常の活動量が多い人ほど恩恵を受けやすい傾向にあります。日々の食事改善と組み合わせる「ブースター」として位置づけ、最低でも2〜3ヶ月継続して経過を観察するのが賢い付き合い方です。