眉唾とは?狐に化かされない語源とビジネスでの正しい使い方を徹底解説

眉唾とは?狐に化かされない語源とビジネスでの正しい使い方を徹底解説

眉唾とは?狐に化かされない語源とビジネスでの正しい使い方を徹底解説の疑問点について、最新情報を詳しくお届けします。

眉唾の意味は、広辞苑や大辞泉などの主要辞書において「だまされる心配のあるもの」「真偽が疑わしいこと」と定義されています。単独で「眉唾」と使われるだけでなく、接尾語の「物」を伴った眉唾物(まゆつばもの)という名詞の形で会話や文章に登場するのが一般的です。

この言葉のルーツを探ると、江戸時代以前から日本各地に伝わる民間信仰に行き着きます。古来、日本では狐や狸は人間を化かす霊力を持つ獣と信じられていました。当時の伝承によると、狐が人を騙す際には「対象の眉毛の数を数えて術をかける」とされており、眉毛を濡らして固めておけば本数を数えられず、幻惑されるのを防げると考えられていたのです。

そこから「狐に騙されないよう眉に唾をつける」という魔除けの所作が生まれ、転じて「騙されないように用心深く構えること」「そもそも用心しなければならないほど怪しい情報や品物」そのものを「眉唾」と呼ぶようになりました。つまり、眉唾とは単なる猜疑心ではなく、身を守るための防衛行動が言語化したものなのです。

小林 直樹
著者

小林 直樹

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。