そもそも、なぜ日本では24日のイブにケーキを食べる習慣がこれほど強く根付いたのでしょうか。
鍵を握るのは教会暦の考え方です。ユダヤ暦や旧教会暦では、日没を一日の境目とみなします。つまり、24日の日没から25日の日没までが「クリスマス」です。したがって、24日の夜に食べる行為は、歴史的にも理にかなっています。
日本で昭和の高度経済成長期に不二家などが広めたクリスマス商戦も、この「24日夜の家族団らん」を軸に組み上げられました。結果として、24日の夜にケーキを切るスタイルが国民的イベントとして定着した経緯があります。