空前の大ブレイクを果たしたLOOKだったが、活動期間は決して長くはなかった。複数枚のアルバムを発表した後、メンバー間の音楽的志向の違いやそれぞれの目指すソロ活動へのシフトにより、バンドは惜しまれつつも解散の道を選ぶこととなる。
ファンの間では長年にわたり「オリジナルメンバーでの再結成はあるのか」という熱い期待が寄せられてきた。しかし、2026年現在の情勢を見る限り、バンドという枠組みでの限定的なイベントや一夜限りの再結成ライブの実現可能性は極めて低いとされる。各メンバーがそれぞれの音楽世界を確立し、独自のキャリアを歩んでいるからだ。
鈴木トオル自身もインタビューなどで過去の楽曲への愛着と感謝を語りつつも、「過去の再現ではなく、今生きている自分の声で届けたい」というスタンスを貫いている。再結成という形式に縛られることなく、それぞれが音楽家として今を生きている姿こそが、LOOKという伝説を最も美しい形で保ち続けている理由と言えるだろう。