カラオケ業界において、従来の紙カードや単純なスタンプカードからの完全脱却を果たした「まねきねこ会員制度」。その背景には、店舗オペレーションの徹底的な効率化と、顧客体験(CX)の向上を同時に追求する高度な経営戦略が存在する。
株式会社コシダカホールディングスを率いる腰高博社長のもと、グループ全体のデジタル基盤強化が一気呵成に進められてきた。カラオケボックス事業における来店頻度の向上とリピーター確保の鍵を握るのが、まさにデジタル化された会員プラットフォームだ。入会金や年会費を無料に設定しながらも、アプリを通じたダイレクトな情報発信により、高い顧客エンゲージメントの維持に成功している。