及源鋳造(OIGEN)や岩鋳(IWACHU)をはじめとする南部鉄器のフライパンやスキレットは、ステーキを焼けば外はカリッと中はジューシーに仕上がり、野菜炒めはシャキッとした食感をキープできる極上の調理道具です。その実力を100%発揮させる鍵が「油ならし(シーズニング)」にあります。
【フライパンの使い始め:油ならしの黄金手順】
- 本体をぬるま湯で軽く洗い、火にかけて水分を完全に蒸発させます。
- 大さじ1〜2杯程度の食用油(乾性油・半乾性油が理想的ですがサラダ油でも可)を注ぎ、弱火で全体になじませます。
- キャベツの芯やネギの青い部分など、野菜くずを強火で炒めます(鉄特有の金属臭を吸着させる効果があります)。
- 野菜くずを捨て、粗熱が取れたらお湯とタワシで洗い流し、再度火にかけて水分を飛ばした後、キッチンペーパーでごく薄く油を塗り広げます。
日常の調理で万が一頑固な焦げ付きが発生した際も、スチールたわしやクレンザーで無理に削り取ってはいけません。焦げ付いた部分が浸かる程度の水を張り、火にかけて数分間沸騰させると、熱膨張と水蒸気の力で焦げがふやけて自然と浮き上がってきます。粗熱が取れてから木べらやササラ、亀の子タワシで優しくこすれば、鉄肌を傷つけることなくツルンと落とすことが可能です。