通夜にあたる「通夜祭」および葬儀・告別式にあたる「場葬祭(ばそうさい)」は、都内でも高い格式とプライバシー保護実績を持つ東京都品川区西五反田の「桐ヶ谷斎場」にて執り行われました。市川宗家は代々、神道(神葬祭)の儀礼を用いており、仏教の焼香にあたる「玉串奉奠(たまぐしほうてん)」が行われました。
火葬場での荼毘に付される瞬間、棺には麻央さんが生前愛用していた品々や、麗禾さん・勸玄さんが心を込めて描いた似顔絵やお手紙が納められました。出棺の際、夫の海老蔵さんは位牌にあたる「霊璽(れいじ)」を胸に抱え、憔悴しながらも幼い子どもたちをしっかりと支える姿が関係者によって証言されています。
当時、斎場の周囲には多数の警備員が配置され、混乱を防ぐための厳戒態勢が敷かれました。ファンや一般の弔問客が殺到して近隣の迷惑にならないよう配慮しつつ、厳かな空気のなかで麻央さんは静かに天へと昇っていきました。