ボリジはその魅力の多さから注目を集める一方で、ハーブとしての特性や利用法に関して一部で誤解が生じているケースも見受けられます。安全かつ快適に楽しむために知っておくべき盲点を解説します。
誤解①:「花だけでなく葉も大量に生食してよい?」
ボリジの若い葉はスープなどに利用されますが、成長した葉や茎には微細な剛毛があり、口当たりがチクチクします。また、ボリジの葉や根には微量のピロリジジンアルカロイド(肝臓に負担をかける可能性がある成分)が含まれているため、日常的に大量摂取することは推奨されません。エディブルフラワーとして花を適量楽しむ分には全く問題ありませんが、ハーブとしての過剰摂取には留意が必要です。
誤解②:「野生の青い花はどれでも食べられる?」
自然豊かな多可町の散策路などで青い野花を見かけても、ボリジと誤認して口にするのは厳禁です。自然界には有毒な植物も自生しています。食用とする際は、必ず「ラベンダーパーク多可」などの管理されたハーブ園で食用として栽培・販売されているもの、または信頼できる苗から無農薬で育てたものを収穫してください。
誤解③:「自宅での栽培は難易度が高い?」
ボリジは非常に強健な性質を持つ一年草で、こぼれ種でも自然に増えるほど生育力旺盛です。日当たりと水はけさえ確保すれば、初心者でもプランターで簡単に育てることができます。現地ショップで販売されている元気なボリジの苗を入手すれば、初夏から秋にかけて長く花を楽しむことが可能です。