Q1:動物病院で血液型検査を受ける際、絶食などの事前準備は必要ですか?
A1:血液型判定単独の検査であれば、絶食の必要はありません。ただし、通常の血液生化学検査や内臓パネルと同時に採血を行う場合は、食後の脂血(血液中に脂肪分が混ざること)による検査エラーを防ぐため、8〜12時間の絶食を指示されるのが一般的です。受診前にかかりつけの動物病院へご確認ください。
Q2:人間のように、猫にも「どの血液型にも輸血できる万能型」はありますか?
A2:存在しません。人間ではO型の赤血球を緊急避難的に他型へ投与するケースがありますが、猫の血液システムにはO型がなく、AB型も「A抗原・B抗原の両方」を持つため、A型やB型の猫に投与すれば即座に抗体攻撃を受けます。必ず同型の血液を輸血するのが鉄則です。
Q3:室内飼いの猫が1匹だけで暮らしていても、血液型を知る意味はありますか?
A3:大いにあります。室内飼いであっても、急性膵炎、腫瘍性疾患、重度の感染症、あるいはベランダからの不慮の転落事故や地震時の家具倒壊などによる大怪我で、突然の輸血を余儀なくされるケースは珍しくありません。「万が一の救急搬送時に迷わず適合血を探せる状態にしておくこと」自体が最大の保険となります。