増トン車とは、標準的な中型トラック(いわゆる4t車)のキャブ(運転台)やシャシーフレームを基礎としながら、エンジンの排気量アップ、フレームの肉厚補強、大型アクスル(車軸)や強化サスペンションの換装を行うことで、最大積載量を大幅に増加させたトラックの総称です。 「なぜ車体の大きさをほとんど変えずに積載量だけを増やせるのか」という疑問を持つ方も少なくありません。その秘密は足回りと制動システムの抜本的な強化にあります。 一般的な4tトラックは車両総重量(GVW)が8t未満に収まるよう設計されていますが、増トン車はより強靭なアクスルや肉厚シャシーを採用し、タイヤも耐荷重性能の高い大径サイズへと変更されています。さらに、増大した重量を安全に停止させるため、油圧式ではなく大型車と同等のフルエアブレーキシステムを搭載している点が構造上の大きな特徴です。外観上の識別ポイントとしては、ホイールボルトの数が標準4t車の6穴に対し、増トン車では8穴や10穴の高耐荷重仕様になっているケースが一般的です。 これにより、車体サイズは中型車特有のコンパクトな全長・全幅を維持したまま、最大積載量6トン〜8トン(平ボディやウイング車などの架装形状により変動)という、大型トラックに迫る積載力を実現しています。
増トン車とは?4Tとの違いや免許区分・維持費の真相を徹底解説
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