UNWIND HOTEL & BAR 小樽がこれほどまでに熱烈な支持を集める最大の要因は、小樽市指定歴史的建造物第29号に指定されている「旧越中屋ホテル」の建築意匠を忠実に継承しつつ、現代的なブティックホテルとして見事に昇華させた点にあります。かつて北のウォール街と呼ばれ繁栄を極めた小樽において、外国人をもてなす迎賓館として建てられた本館は、ステンドグラス、彫刻が施された石造りのレリーフ、アールデコ調のアーチ天井など、随所に本物の歴史が息づいています。
ブティックホテルブランド「UNWIND」を手がけるグローバルエージェンツ社は、既存の建物を単に改修するのではなく、当時のハイカラな息吹を現代のゲストが五感で体感できる空間デザインを採用しました。エントランスをくぐった瞬間に広がる高い天井とアンティークな照明、重厚な木製カウンターが出迎えるレセプションは、日常から非日常への鮮やかな切り替えを演出します。
「歴史的洋館に泊まる」というロマンと、清潔感あふれる最新水回り設備や空調インフラの共存。この絶妙なバランスこそが、単なるリゾートホテルやビジネスホテルでは決して得られない、没入感の高い滞在価値を生み出しています。