竣工から60年近くを経て、施設は今、新たな時代を迎えている。2026年の最新動向として注目されるのが、環境負荷を低減する省エネ改修と、最新のデジタル技術を融合させた設備更新だ。歴史的意匠を完璧に保ちながら、カーボンニュートラルに対応した次世代型施設への進化が進んでいる。
さらに、建築ファンを熱狂させているのが、これまで非公開とされてきた初期の設計図面や未公開のバックステージエリアを巡る特別ガイドツアーの定期開催だ。大谷幸夫が試行錯誤した未公開のスケッチや、当時の建築技術の枠を集めた構造の裏側を目の当たりにできる貴重な機会として、大きな反響を呼んでいる。