少年たちの熱狂を一身に集めたのが、フィジカルな対戦ギミックとカスタマイズ性を兼ね備えたホビーだ。タカラトミー(当時はタカラ)が世に送り出した「爆転シュート ベイブレード」は、伝統的なベーゴマにパーツ交換という現代的なゲーム性をプラスし、全国各地で大会が開かれるほどの爆発的ヒットとなった。
一方、ゲームセンターを拠点に全国の小学生を熱狂させたのがセガの「甲虫王者ムシキング」である。昆虫採集の醍醐味とじゃんけんベースのシンプルな対戦、そしてバーコード付きカードを読み込ませるアーケードシステムは、後のカードゲームビジネスのあり方を決定づけた。