いまやテレビ番組の見逃し配信サービス「TVer」や番組公式SNSの普及により、アナウンサーが着用したコーディネートは放送直後から詳細に特定・分析される時代となった。「あのブラウスはどこのブランド?」「全体の色の組み合わせが完璧」と話題になったスタイリングは、日々のオフィスカジュアルに直結する最高の教本だ。
ビジネスシーンで即座に応用できるアナウンサー流のテクニックは主に3つある。
第1に、顔まわりを明るく見せる「レフ板効果」を狙ったトップス選びだ。アイボリーや淡いベージュ、微光沢のあるサテン生地を選ぶことで、オンライン会議や薄暗いオフィスでも表情を一段明るく引き立てることができる。第2に、開きすぎず詰まりすぎない首元のカッティング。ボートネックや控えめなVネックは、デコルテを上品に見せつつ知的さをキープする。第3に、ボトムスとのメリハリだ。トップスにボリュームを持たせるならボトムスはタイトスカートやテーパードパンツで引き締め、全身のシルエットを「Iライン」か「Xライン」に整えることで、誰でも一瞬で洗練された印象を獲得できる。