こうした濃密なライブ体験を支えているのが、所属レーベルであるエイベックス・エンタテインメントによる先鋭的な興行戦略だ。音楽興行(ライブ・エンターテインメント)のあり方が劇的に変化するなかで、平井 大のプロジェクトはデジタル配信とリアル体験をシームレスにつなぐ先進モデルとなっている。
ストリーミングでの継続的な楽曲投下でリスナーとの接点を保ちつつ、リアルな場では「ここでしか味わえない生の音響と空気感」を極限まで研ぎ澄ます。デジタルで日常に寄り添い、フィジカルで非日常の感動を与える。この循環構造が確立されているからこそ、彼のライブは一時的なブームに終わらず、熱狂的なファンベースを毎年拡大し続けているのだ。