GYAO!の終了に伴い、民放テレビ局の番組を無料で楽しむ受け皿として存在感を増したのがTVerである。かつてGYAO!が大きな強みとしていたテレビ番組の見逃し配信ネットワークは、現在TVerによって一元的に維持・発展されている。放送終了から1週間限定で最新話を無料公開する仕組みは、日本の映像視聴スタイルにおけるスタンダードとして完全に根付いた。
とりわけ日本TVドラマのアーカイブ展開において、TVerの果たす役割は極めて大きい。過去のヒット作を一挙配信する「名作ドラマ特集」などは、かつてGYAO!で旧作ドラマを楽しんでいた層のニーズをみごとに満たしている。登録不要で今すぐ観られるという利便性は、かつてのGYAO!が掲げた「誰もが手軽に映像を楽しめる環境」を現代に引き継ぐ形となっている。