ネット上やSNSのコミュニティで頻繁に交わされる「渋谷ちかみちはなくなったのか?」という疑問ですが、結論から言えば歩行者専用地下通路としての「渋谷ちかみち」は現在も機能しています。ただし、利用者の間で混乱が生じている背景には、通路内に設置されていた各種付帯サービスの再編とクローズが存在します。
東急電鉄および東京地下鉄(東京メトロ)の公式資料や取材データによると、かつて地下2階(東急・東京メトロ渋谷駅コンコース)に設置されていた「渋谷ちかみち総合案内所」および「渋谷ちかみちラウンジ」は、渋谷駅周辺の構造改革・基幹改良工事に伴って営業を終了しました。これがネット上で「ちかみち全体が閉鎖された」という誤認を生む直接の引き金となりました。
現場を歩くと明らかなように、地下通路そのものは東急田園都市線・半蔵門線と東急東横線・副都心線の改札外を結ぶ大動脈として日夜数十万人の歩行者を支え続けています。大規模な駅街区再編に伴い、案内機能はデジタルサイネージや各商業施設のインフォメーションカウンターへと分散・高度化され、通路自体の通行幅拡張やバリアフリー化が進められています。