編集部がSNSの投稿やリアルな体験談を分析したところ、ビワイチドライブで後悔を残したドライバーには共通する誤算が存在することが判明しました。
第1の落とし穴は、「全周を走らなければビワイチではない」という思い込みです。地図上で見ると南湖を含めた完全一周が魅力的に見えますが、大津・草津・近江八幡周辺は日常の生活道路・幹線道路であり、夕方には激しい自然渋滞が発生します。「夕暮れの絶景を楽しむはずが、スーパーの看板を眺めながらテールランプの列に2時間並んだ」という声は後を絶ちません。ドライブとしての爽快感を求めるなら、琵琶湖大橋を活用する割り切りが満足度を飛躍的に高めます。
第2の落とし穴は、湖西エリア(国道161号)の夕方上り線の合流渋滞です。北湖を反時計回りで南下する場合、高島から志賀、大津方面へ抜けるバイパス区間でボトルネックが発生しやすくなります。連休や行楽シーズンは、湖西道路の渋滞を織り込み、余裕を持ったスケジュール設定が欠かせません。
第3の落とし穴は、給油スタンドとトイレの分布です。湖北地域(西浅井やマキノ周辺)は夜間営業のガソリンスタンドが極端に少なく、残量警告灯が点灯してから焦るケースが散見されます。湖北エリアに入る前に彦根や長浜で満タン給油を済ませておくのが、ベテランドライバーの鉄則です。
【プロの結論】琵琶湖ドライブに向いている人・慎重になるべき人の判断基準
広大な琵琶湖を巡るドライブは誰にとっても魅力的ですが、向き不向きがはっきりと分かれます。自身のドライブ目的と照らし合わせて計画をブラッシュアップしてください。
【琵琶湖ドライブに最適な人】 早朝からの行動が得意で、自然の景観美やご当地の食文化を能動的に楽しみたい人に向いています。また、移り変わる光の角度や季節ごとの陰影をじっくり味わいたいカメラ愛好家や、助手席のパートナーに湖の絶景を常に見せてあげたいデートドライブには、反時計回りのビワイチが最高の舞台となります。
【慎重な計画または見直しが必要な人】 ペーパードライバーや長距離運転に不慣れな初心者だけで構成されるグループは注意が必要です。200km近い連続走行はドライバーの集中力を著しく消耗させます。また、小さな子供連れで長時間の車内拘束が難しいファミリー層は、一周にこだわらず「湖北エリアだけ」「高島エリアだけ」といった拠点滞在型のドライブプランに切り替えるのが無難です。