かつては「ごく微量であれば直ちに健康へ影響することはない」と看過されてきた成分の中にも、毎日の累積摂取(積算暴露)や複数の添加物を同時に摂る「カクテル効果」、さらには「超加工食品」としての慢性的な摂取によるリスクが再評価されるケースが急増している。
国際的な研究機関が発がん性や遺伝毒性の疑いを再認定した成分については、すでに海外で禁止や厳しい使用制限が課され始めた。具体的には、特定の合成着色料(タール色素)や、加工肉の品質維持に使われる発色剤(亜硝酸ナトリウム)、油脂の酸化を防ぐ合成抗酸化剤(BHA、BHT)などが挙げられる。これらは動物実験での悪影響や、小児の行動に対する悪影響(ADHD類似症状との関連性)が指摘され続けており、国際的なリスク判定の優先順位が格段に上がっている。