認知症の介護拒否に限界?プロが教える原因と心理・劇的解決マニュアル

認知症の介護拒否に限界?プロが教える原因と心理・劇的解決マニュアル

認知症の介護拒否に限界?プロが教える原因と心理・劇的解決マニュアルについての真相をご紹介します。

Q1:介護拒否をする親に対して、ついカッとなって怒鳴ってしまいます。自分を責めてしまいますがどうすればいいですか?
A1:自分を責める必要はまったくありません。認知症の介護拒否に直面して怒りや疲労を覚えるのは、人間として極めて正常な感情反応です。怒鳴りそうになったら、その場を離れて別の部屋に行き、深呼吸をして冷たい水を飲むなど、意図的に5分間のインターバルを取ってください。限界を感じているサインですので、ケアマネジャーに早急にレスパイトケア(一時預かり)の利用を相談してください。

Q2:訪問介護のヘルパーさんが来ても、本人が「他人は入るな」と追い返してしまいます。
A2:初回から「介護に来ました」と名乗ると警戒されます。「お母さんの昔の知人から頼まれて様子を見に来た」「ボランティアのお茶飲み友達」など、本人が受け入れやすい肩書で導入してもらうよう事業所と打ち合わせを行ってください。プロのヘルパーは拒否への対応訓練を受けているため、家族が間に入りすぎず、スタッフに任せて別室に控えるのも効果的です。

Q3:物忘れ外来にどうしても行ってくれません。無理やり連れていくべきですか?
A3:力づくで連れていくと、医療機関や家族への不信感が決定的なものになります。まずはかかりつけの内科医に事前に相談し、「生活習慣病の定期検査」「脳の健康診断」という名目で受診の予約を取りましょう。どうしても拒絶が強い場合は、自治体の地域包括支援センターに常設されている「認知症初期集中支援チーム」に依頼し、専門医や看護師による自宅訪問支援を活用してください。

渡辺 美咲
著者

渡辺 美咲

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。