海外サッカーや南米サッカーを熱心に追う国内サポーターのコミュニティ(SNSや専門掲示板)を定点観測すると、ファンが抱える特有の悩みと工夫が浮き彫りになります。
都内のIT企業に勤務し、ブラジルの名門フラメンゴと欧州サッカーを長年追う30代男性サポーターは、次のように現場のリアルを語ります。
「平日の朝7時にブラジルリーグの大一番がある日は、出勤電車のなかで『Sofascore』を開きっぱなしにしています。テキスト実況とピッチ上のボール位置アニメーションがほぼ遅延なしで動くので、映像が観られなくても現地の熱量が伝わってくる。公式のスターティングメンバー速報がキックオフのちょうど1時間前に通知された瞬間、メンバーのローテーションを見て勝敗の流れを予想するのが毎日のルーティンです」
一方で、SNS上には「プラットフォームが分散しすぎて月額サブスクリプションの合計金額が1万円を超えてしまう」という悲痛な叫びも散見されます。すべての有料サービスに無差別に加入するのではなく、「自分が絶対にフルマッチで観たいリーグ」と「スコアとスタッツの追跡で十分なリーグ」を冷静に線引きするユーザーが増加しています。