競馬を始めたばかりの初心者が最も陥りやすい罠が、「不安だからとりあえず頭数を増やしてボックスで買う」というアプローチです。インターネット上の掲示板やSNSでは「ボックス買いなら初心者でも簡単に当たる」という言説が散見されますが、これは的中率の側面しか見ていない典型的な誤解です。
特に危険なのが、人気上位馬をそのまま4〜5頭選んだだけの「上位人気ボックス」です。例えば、1〜4番人気の馬連ボックス(全6点)を購入した場合、1番人気と2番人気の組み合わせで決着すると配当は300円〜500円台になることが珍しくありません。600円投資して払戻金が400円であれば、的中した瞬間に200円の赤字となります。
また、競馬場やWINSで実際に購入する際のマークカードの扱いについても注意が必要です。JRAのマークカードには数種類ありますが、ボックス投票を行う際は「赤色のマークカード(ボックス・フォーメーション用)」を使用します。表面の「ボックス」欄をマークし、競馬場・レース番号・式別(馬連や三連複など)・選んだ馬番を塗りつぶします。同じカード内で1点あたりの金額を指定するだけで、自動的に全組み合わせが発券されます。ネット投票(即PATやJRAダイレクト)を利用する場合も、投票画面で「ボックス」タブを選択するだけで瞬時に組み合わせが展開されます。