2019年から2021年にかけてテレビ界を席巻した「お笑い第七世代」という一大ムーブメント。ネット上では時折「第七世代は失速した」「ブームは終わった」といった短絡的な言説も見受けられますが、現場の実態を精査すると全く異なる実相が見えてきます。
結論から述べれば、一過性のキャッチコピーとしてのブームが収束しただけであり、実力派コンビは確固たる地位を確立して「日常の風景」へと定着しました。お笑い第七世代 現在の動向を見ると、霜降り明星はテレビのゴールデン帯MCや深夜ラジオのトップランナーとして不動の地位を固め、ハナコはコントと個々の演技力・バラエティ適性で確固たる支持を維持しています。
ブーム時にメディアへ大量消費された若手の中で、生き残りを超えて成長を遂げたコンビには明確な共通点が存在します。それは「第七世代」という他者から貼られたラベルに依存せず、自前のYouTubeチャンネルや単独ライブ、ラジオ番組を通じて相方との固有の関係性を磨き続けたことです。記号的な若さではなく、芸人としての確固たるコアを構築できたコンビだけが、ブームの波が引いた後も第一線に立ち続けています。