ワンチームを牽引するリーダーシップのあり方も大きく様変わりしています。かつて主流だったカリスマ型リーダーによるトップダウンの指示命令は、変化の激しい現代市場ではボトルネックになりがちです。
現代のリーダーシップマネジメントに求められるのは、メンバーの能力を引き出し、環境を整える「サーバント・リーダーシップ(支援型リーダーシップ)」です。ラグビー日本代表において、ジェイミー・ジョセフHCがグランドデザインを描きつつ、ピッチ上の判断はリーチマイケル氏をはじめとするリーダー陣に委ねたように、「方向性を示し、実行は信じて任せる」バランスが不可欠です。
リーダー自らが自身の弱みや失敗を開示する「脆弱性(バルネラビリティ)の見せ方」も問われます。完璧なリーダーを演じるのではなく、不確実性を率直に認めてチームの知恵を結集する姿勢こそが、フォロワーの主体的な参画意識を喚起します。