指を挟んでから数週間が経過しても「黒いアザが全く消えない」と悩む方が少なくありません。この指挟んだ黒い治らない原因の正体は、爪と爪床(爪の下の皮膚)の間に血が溜まる「爪下血腫(そうかけっしゅ)」です。
爪は皮膚のように新陳代謝で老廃物を外へ排出する器官ではないため、一度爪の下で固まった血液は自然吸収されにくく、爪の成長とともに押し出されるのを待つしかありません。
手の爪が剥がれる生え変わり期間は、完全に根元から爪先まで生え替わるのに約4カ月〜6カ月を要します(足の爪の場合は約1年〜1年半)。血腫の範囲が広い場合、途中で浮き上がった古い爪が剥がれ落ちることがありますが、爪の根元にある「爪母(そうぼ)」が無事であれば、下から新しい爪が徐々に再生してきます。無理に剥がそうとせず、清潔な保護を継続することが重要です。