セブン&アイ・ホールディングスの実力を測るうえで、近年の決算短信に見る業績推移は明暗をはっきりと示しています。
国内セブン-イレブン事業は高水準の利益率をキープし続けているものの、課題は北米を中心とする海外事業の利益率です。米国のスピードウェイ買収によって規模は急拡大したものの、現地でのインフレや人件費高騰、消費減退の影響を受け、利益率の改善が急務となっています。
グループ全体の営業利益の大部分をコンビニ事業が稼ぎ出す構図は変わっておらず、デジタル投資やPB商品の海外展開によってどこまで利益率を押し上げられるかが、資本市場からの評価を左右する生命線です。