冬の新潟を旅する最大の動機としてグルメを挙げる旅行者は約7割に達します。特に日本海の荒波がもたらす新潟冬グルメ寒ブリカニは、12月から2月にかけて脂の乗りと身の締まりが頂点を迎えます。
佐渡沖で定置網にかかる「佐渡寒ブリ」は、富山の氷見と並び称される最高級ブランドです。水温が急激に低下する冬場、南下するブリはたっぷりと脂を蓄えており、刺身を醤油に浸すと脂が表面に膜を張るほど。現地割烹で供される「ブリしゃぶ」は、熱を通すことで余分な脂が落ち、凝縮された旨味が口いっぱいに広がります。
さらに見逃せないのが、新潟県沿岸で水揚げされる本ズワイガニ(越後本ズワイ)やベニズワイガニです。新潟駅前や万代エリアの鮮魚センター、古町の名店では、茹でたての濃厚なカニミソと甘み豊かな脚肉が驚くべき鮮度で提供されます。新潟が誇る米・地酒・冬海鮮の三位一体こそ、旅の記憶を決定づけるコア体験となります。