神奈川県内の大手進学塾(ステップ、臨海セミナー、早稲田アカデミーなど)が算出する模試データにおいて、湘南高校の偏差値は73〜75(中央値74)の最高峰レンジを維持しています。全県模試基準でもトップクラスの数値を誇り、学力検査におけるわずか1問のミスが合否を分ける緊迫した争いが毎年繰り広げられています。
神奈川県教育委員会が公表している選考基準において、湘南高校は学力向上進学重点校の指定を受けており、第1次選考(定員の90%)では「内申書:学力検査:特色検査」の比率を「3:7:2」に設定しています。比率の上では学力検査のウェイトが極めて高いものの、出願者の大半が公立中学校でトップ層を占めているため、調査書の内申点における些細な失点も軽視できません。
追跡調査データに基づく湘南高校の内申点目安は、3年生後期の9教科合計で130点〜134点/135点満点(中学2年次と3年次の成績を換算)が安全圏とされています。オール5(135点)に近い成績を持つ受験生が標準層を形成しており、内申点が120点台前半にとどまる場合は、当日の共通学力検査および特色検査で圧倒的な高得点を叩き出す「逆転劇」が求められます。
合否の分岐点となる湘南高校の合格ボーダーラインは、共通学力検査(5教科・各100点の計500点満点)で440点〜455点以上(得点率88〜91%以上)がひとつの絶対防衛ラインです。これに加えて、記述力や論理的思考力を極限まで問われる「特色検査」において、60点〜70点以上を積み上げられるかどうかが最終的な選考数値を決定づけます。湘南高校の倍率(2026年最新)は、志願変更前で1.4倍〜1.6倍、最終確定倍率でも1.35倍〜1.50倍前後の高倍率を例年キープしており、激戦の構図に揺らぎはありません。