Q1:食後にどうしても眠いとき、何分くらい寝るのがベストですか?
A1:横たわる時間は「15分〜最大20分程度」が最適です。30分を超えて深いノンレム睡眠に入ってしまうと、基礎代謝が低下するだけでなく、起床時の倦怠感(睡眠慣性)が強まり、夜の本睡眠の質も悪化します。タイマーをセットし、浅い仮眠(パワーナップ)にとどめましょう。
Q2:右向きと左向き、どちらで寝るか迷ったときはどうすれば良いですか?
A2:胸焼けや酸っぱい液が上がってくる感覚があるなら「左向き」、胃が重く食べ物が滞留している感覚があるなら「右向き」を選びます。どちらの場合も、完全に水平に寝るのではなく、クッションやリクライニングを用いて上半身を15〜30度ほど高く保つことが重要です。
Q3:食後すぐに運動するのは良くないと言われますが、いつから動くべきですか?
A3:激しい筋力トレーニングやランニングは、胃内容物の排出が進む「食後2〜3時間後」が理想です。ただし、血糖値の上昇を抑えるための軽いウォーキングや緩やかなストレッチであれば、食後30分が経過したタイミングから行うのが最も効果的です。
Q4:夕食後すぐに就寝すると逆流性食道炎になりやすいのは本当ですか?
A4:事実です。通常の食事は胃の中で完全に消化・排出されるまでに約3〜4時間を要します。未消化物が胃に残ったまま就寝すると、睡眠中の自律神経の働きで胃酸分泌が続き、就寝時の水平姿勢によって胃酸が食道へ逆流しやすくなります。夕食は就寝の3時間前までに済ませるのが消化器医学の基本原則です。