実際にマキの木を庭に植えている家庭では、どのような利点と苦労を感じているのでしょうか。WebコミュニティやSNS、造園相談窓口に寄せられた利用者の声から、その実態が浮き彫りになっています。
「先代から受け継いだ樹齢50年のラカンマキの段造りがあるが、風格と気品があり我が家のシンボル。毎年職人さんに剪定を頼む費用はかかるが、それだけの価値がある」(60代・戸建て所有者)という満足の声がある一方、次のような切実な悩みも多く見られます。
「実家を相続したが、イヌマキの生垣が伸び放題で毎年のお手入れが追いつかない。シルバー人材センターに頼んでも年2回で4〜5万円の出費になり、手入れを維持できず伐採を決断した」(40代・実家相続者)
手に負えなくなったマキの木を伐採・撤去する場合の費用相場は、樹高や作業環境によって大きく変動します。業界の標準的な目安は以下の通りです。
- 低木(樹高〜3m未満):1本あたり 3,000円 〜 5,000円前後
- 中木(樹高3m〜5m):1本あたり 8,000円 〜 15,000円前後
- 高木(樹高5m以上):1本あたり 20,000円 〜 35,000円超(重機使用時は別途加算)
- 抜根・幹処分費用:1株あたり 8,000円 〜 20,000円前後
敷地の奥まった場所や電線・隣家が近接している立地では、高所作業車やクレーンが入れず特殊伐採となるため費用が跳ね上がる傾向にあります。将来的な維持費や伐採リスクを考慮した上で植栽することが、長期的な安心につながります。