新幹線や各私鉄が乗り入れる中京圏の玄関口、名古屋駅周辺のモーニングおすすめ名店は、朝7時のオープン直後から熱気に包まれます。その中でも外せない絶対的筆頭が、昭和28年(1953年)創業の老舗「コンパル」です。
名古屋駅地下街(メイチカ・サンロード)に店舗を構えるコンパルにおけるエビフライサンドの評判は、長年にわたり揺るぎない評価を獲得しています。プリプリとした大ぶりの海老フライ3本に、ふんわりとした薄焼き卵と千切りキャベツ、そして酸味の効いた特製カツソースとタルタルソースが絶妙に調和する逸品です。モーニング時間帯にはドリンク代にわずか100円台の追加でハムエッグトーストが付く伝統のサービスセットも健在で、名物エビフライサンドを単品追加して同行者とシェアするスタイルが賢い楽しみ方として定着しています。
一方、コストパフォーマンスとボリュームを限界まで求める層の間で、名古屋モーニングの食べ放題穴場として高い支持を集めているのが、名古屋地下街サンロードなどに位置する「シャポーブラン」です。ドリンク代に所定の追加料金を支払うことで、ショーケースに並ぶ焼き立てのパンやカットサンドイッチが食べ放題となるビュッフェシステムは、近隣のビジネスパーソンから旅行者まで幅広い層の胃袋を掴んでいます。
さらに、純喫茶のエンターテインメント性を極限まで体感したいなら、名駅から地下鉄で数駅の太閤通に店を構える「喫茶ツヅキ」への巡礼を外すわけにはいきません。創業から半世紀以上、テレビをはじめとするメディアで数え切れないほど取り上げられてきた喫茶ツヅキの天井落としカフェオレは、脚立の上に登った店主が、頭上遥か高い位置から手元のカップへとミルクとコーヒーを同時に注ぎ込む離れ業です。泡立ち豊かな極上の一杯とともに、バラの花びらを模したパフェなど、老舗ならではの温かなホスピタリティが今もなお訪れる者を魅了しています。