洗車機を安全に使いこなすためには、マニュアルに小さく書かれているだけの「意外な盲点」を把握しておく必要があります。機械の故障や愛車の破損につながる代表的なNG行動をまとめました。
第一の盲点は、「雨滴感知オートワイパー」の解除忘れです。近年の車両の多くに標準装備されているオートワイパー機能は、電源が入ったままだと、洗車機の水しぶきを感知してブラシの作動中に突然ワイパーブレードを動かしてしまいます。高速回転するブラシにワイパーアームが巻き込まれると、ワイパーが曲がるだけでなく、モーターの焼き付きやフロントガラスの破損という大事故に発展します。洗車機に入る前には、必ずワイパーレバーを「OFF」の位置に戻してください。
第二の盲点は、窓ガラスの「わずかなチルト・半開き」です。パワーウィンドウが数ミリでも下がっていると、洗車機の強力な高圧水流が車内に浸入し、ドア内張りの電装系をショートさせたりシートを水浸しにしたりします。子どもが誤って窓スイッチに触れないよう、ウィンドウロックスイッチを入れておくのも賢明な自衛策です。
第三の盲点は、装備品確認画面での「適当な連打」です。純正以外の大型リアスポイラー、ルーフキャリア、ヒッチメンバーなどを装着しているにもかかわらず、「早く終わらせたいから」と確認ボタンをスキップしてしまうと、洗車機のセンサーが障害物を認識できずにアームを激突させてしまいます。愛車に社外品パーツがついている場合は、操作パネルの注意事項を一行ずつ確実に目視確認することが求められます。