Q1:薬局やネットで買える抗原検査キットで、自分で溶連菌の検査をしてもいいですか?
A1:一般向けに市販されている溶連菌の自己検査キットは精度が担保されておらず、喉の奥の適切な部位から検体を綿棒で採取するのは医療者でも技術を要します。偽陰性(本当は感染しているのに陰性と出ること)によって受診が遅れ、合併症を引き起こすリスクがあるため、必ず医療機関で検査を受けてください。
Q2:熱がなく体は動くのですが、会社から診断書を求められたらどうすればいいですか?
A2:受診した内科や耳鼻科の医師に「職場の規定で確認が必要である」旨を伝えてください。迅速検査の結果をもとに、病名(A群β溶血性連鎖球菌咽頭炎)と「治療開始後24時間の経過をもって就業可能と判断する」といった内容の診断書や治癒見込証明書を発行してもらえます。
Q3:抗生剤を2日飲んだら喉の痛みが完全に消えました。残りの薬を飲むのをやめてもいいですか?
A3:絶対にやめてはいけません。痛みが消えても、喉の深部には菌が残存しています。途中で内服を中断すると、薬剤に対する耐性を持った菌が再増殖するだけでなく、数週間後にリウマチ熱や急性糸球体腎炎といった重大な合併症を発症する原因になります。処方された日数を完全に飲み切ることが必須です。