メロンの選び方を極めるには、果肉の色による性質の違いと、2026年の市場を席巻する最新トレンドを押さえておく必要があります。赤肉メロンと青肉メロンの違いは、単なる見た目の美しさだけにとどまりません。
赤肉メロン(夕張メロン、クインシー、ルピアレッドなど)は、β-カロテンを豊富に含み、コクのある濃厚な甘みと特有の芳醇な風味が際立ちます。繊維質が比較的柔らかく、追熟のスピードが極めて速いのが特徴です。一方、青肉(緑肉)メロン(アールス系マスクメロン、アンデス、肥後グリーンなど)は、爽やかな気品ある香りとスッキリとした後味が持ち味で、日持ちが良く果肉のしっかりした食感が長く持続します。
とくに注意が必要なのが夕張メロンです。夕張メロンは他のメロンに比べてエチレンガスの放出量が桁違いに多く、収穫された翌日や翌々日には一気に熟成のピークを迎えます。果皮の緑色が抜け、全体が黄色みを帯びてツルがカラカラになった瞬間を逃すと、内部でアルコール発酵が始まり苦味が出てしまいます。産地直送で届いた場合は、箱を開けたその日のうちに状態を点検しなければなりません。