結論から明確に言えば、『あひるの空』は完結していません。インターネットの検索窓で「あひるの空 完結」や「あひるの空 最終回」というキーワードが浮上するのは、単行本の刊行が2019年6月発売の第51巻でストップしており、それ以降5年以上の歳月にわたって新刊の供給が途絶えているためです。
講談社および『週刊少年マガジン』編集部からの公式アナウンスにおいて、本作の「連載終了」や「打ち切り」が宣告された事実は一切ありません。扱いとしてはあくまで「休載中」であり、未完のままペンが置かれている状態です。2019年1月発売のマガジン誌上において、作品はいわゆる最終章にあたる「THE DAY」へと突入したことが大々的に告知されました。しかし、そのクライマックスの幕開け直後から散発的な休載が相次ぎ、同年後半から完全な沈黙期間へと入った経緯があります。
長期休載が長期化するにつれて、連載終了と誤認する読者が増えるのは連載漫画の宿命とも言えますが、公式記録上は今なお「連載継続中の一時停止」というステータスが維持されています。