車両のサイズやデザインによって、規定範囲(地上0.4m〜1.2m)の有効面積は大きく異なります。代表的な車種ジャンルごとの最適な装着セオリーをまとめました。
軽自動車(N-BOX、タント、ハスラーなど)
軽ハイトワゴンはフロントボンネットの傾斜が急で面積が小さく、リアはほぼ垂直なガラスとハッチで構成されています。前方については、ボンネットフードの先端寄りで、ウォッシャーノズルを避けた平坦な位置(地上約0.7〜0.9m付近)が理想的です。後方は、ナンバープレートの右横またはリアゲートのプレスライン下部が視認性・固定力ともに最も安定します。
最新型ハイブリッド・EV(プリウス、ノート、日産サクラなど)
燃費向上のため流線型ボディを採用する車種では、前方ボンネットがアルミ製、リアゲート上部が空力スポイラー一体型樹脂製になっている事例が主流です。前方には「外貼り専用の微粘着シート」を用い、後方はボディの低い位置にあるスチール部分を探すか、吸盤でリアガラス下端(熱線を避けた位置)に取り付けます。
安全装備(ADASセンサー・ミリ波レーダー)との干渉回避
近年発売されたほぼすべての乗用車には、衝突被害軽減ブレーキ用のミリ波レーダーやソナーセンサーがフロントグリルおよびバンパー内部に埋め込まれています。フロントバンパーの中央付近やエンブレム周辺に初心者マークを貼ると、レーダー波を遮蔽・屈折させて先進運転支援システムがエラー停止する恐れがあります。必ずセンサー類の配置位置(フロントグリル中央、バンパー四隅の丸い超音波ソナー)から15センチ以上離れたスチールパネル面を選定してください。