Q1:金星では、太陽が西から昇って東へ沈むまでどのくらいの時間がかかりますか?
A1:金星の自転は非常に遅く、1回転に地球時間で約243日かかります。公転周期(約225日)と逆行自転が組み合わさる結果、金星での「1太陽日(日の出から次の日の出まで)」は地球時間で約117日となります。つまり、西から昇った太陽が東へ沈むまでに約58日半もの時間を要します。
Q2:もし地球の自転が逆回転したら、何が起こりますか?
A2:太陽が西から昇るだけでなく、大気大循環や海洋大循環のパターン(コリオリの力)が完全に反転します。貿易風や偏西風の向きが逆になり、現在砂漠であるサハラ砂漠が緑化する一方、北米東部や東アジアの気候が乾燥化するなど、地球全体の気候システムと生態系が劇的に激変します。
Q3:高速で西へ飛ぶ飛行機に乗ると、太陽が西から昇って見えますか?
A3:はい、見かけ上の現象として体験可能です。中緯度地域における地球の自転速度(時速約1,300〜1,400km)を上回る超音速機(または極域近くを飛ぶ通常のジェット旅客機)で西向きに飛行すると、自転を追い越す形になるため、沈んだはずの太陽が西の地平線から再び昇ってくる様子を観察できます。