福祉就労を調べる過程で、A型・B型と並んで目にするのが「就労移行支援」です。この就労移行支援と就労継続支援の違いを整理しておくことも、進路選択のミスマッチを防ぐ上で欠かせません。
就労移行支援は、あくまで一般企業への一般就労・障害者雇用を目指すための訓練校です。利用期間は原則最長2年間と厳格に定められており、カリキュラムを通じてビジネススキルや対人コミュニケーション、面接対策を学びます。最大の特徴は、通所期間中は原則として工賃や給与が発生しない点です(自己負担なくスキルを身につける場という位置づけ)。
一方の就労継続支援は、働く機会そのものを提供する「雇用の場・活動の場」であり、期間の制限なく長期にわたって働き続けることができます。「数か月〜1年以内に一般企業へ就職したい」という明確な意欲と一定の基礎体力があるなら移行支援、まずは「安定して通いながら収入を得る習慣を作りたい」という段階であれば継続支援A型・B型が適しています。