ドラッグストアや調剤薬局で手に入る湿布には様々な種類がありますが、状態に応じた使い分けが治療のスピードを左右します。判断基準となるのは「発症してからの期間」と「炎症の強さ」です。
運動直後や歩行後にズキズキとした熱感を伴う場合や、発症初期の激しい痛みには冷感湿布や消炎鎮痛成分を含むテープ剤が適しています。特に医療用としても広く処方されるロキソニンテープ(ロキソプロフェンナトリウム含有製剤)などのNSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)は、強い炎症と痛みの伝達を素早くブロックする高い効果を発揮します。
一方で、数週間以上痛みが続いている慢性期や、朝起きたときの一歩目が特に硬くこわばるようなケースでは、患部周辺の血流が低下している可能性が高くなります。この段階では、血行を促進して組織の修復を促す温湿布や入浴後の保温ケアへとシフトすることが回復への近道です。