妊婦健診で「子宮口が1cm開いている」「2cm開いている」と言われると、すぐに陣痛が来るのではないかと身構えてしまう方が多いです。しかし、この段階からの進行スピードは千差万別です。
初産婦の場合、子宮口が1cm〜2cm開いた状態から本陣痛が始まるまでに数日から2週間以上かかることも珍しくありません。一方で、経産婦であれば2cm開いてから数時間で一気にお産が進むケースもあります。
内診時に医師が子宮口を刺激する処置、通称「内診グリグリ」と呼ばれる卵膜剥離が行われることがあります。これは卵膜と子宮壁を用手的に剥がすことでプロスタグランジンの分泌を促し、子宮口を柔らかくして陣痛を誘発する手技です。処置後におしるしのような少量の出血や前駆陣痛が起こり、数日以内にお産へとつながるきっかけになる場合があります。