Q1:水が入ったまま寝てしまっても大丈夫ですか?
A1:耳の穴や周囲に痛みが全くない状態であれば、水が入った方の耳を下にして寝ることは推奨されます。枕の上に清潔なタオルを敷き、側臥位(横向き)で就寝することで、体温による温熱効果と重力の働きが組み合わさり、睡眠中に水分が自然蒸発またはタオルへ排出されます。ただし、すでにズキズキとした痛みやかゆみがある場合は、炎症が悪化する恐れがあるため翌朝すぐに耳鼻咽喉科を受診してください。
Q2:市販の点耳薬や目薬を耳に入れて水を出してもいいですか?
A2:自己判断で点耳薬や目薬を注入するのは避けてください。特に目薬は眼科用として浸透圧や成分が調整されており、耳用ではありません。また、市販の点耳薬であっても、鼓膜に微小な穴が開いていた場合、中耳腔へ薬液が直接流入して強いめまいや内耳障害を引き起こす危険性があります。外耳道の消毒や治療が必要な場合は、必ず耳鼻科専門医の診察を受けて処方された薬剤を使用してください。
Q3:耳の中に水が入らないようにする予防策はありますか?
A3:水泳や長風呂の習慣がある方は、耳の穴の形状に合わせたシリコン製の「医療用・水泳用耳栓」を装着するのが最も効果的です。また、日常的に綿棒で耳掃除をしすぎないことも重要です。耳垢には適度な撥水性と抗菌作用を持つ皮脂成分が含まれており、適量であれば水滴の過度な密着を防いでくれます。普段からの過度な耳かきを控えること自体が、水が抜けやすい耳内環境を整える予防策となります。