かすがい農産物直売所の棚を語る上で欠かせないのが、6月下旬から9月上旬にかけてリレー形式で登場する多彩な果実です。初夏の「日川白鳳」「白鳳」に始まり、「浅間白桃」「一宮白桃」、そして晩夏の「川中島白桃」へと品種が移り変わります。8月に入ると、シャインマスカットや巨峰、ピオーネといったぶどうの主力品種が加わり、果物売り場は最高潮の熱気を帯びます。
しかし、常連客が果物と同等に熱視線を注ぐのが、生産者直仕込みの手作り加工品と惣菜類です。店内には、地元農家の手による無添加の桃ジャムやすももジャム、果実を贅沢に使ったコンポートやシロップ漬けが整然と並びます。形や色味が規格外となった果実を惜しみなく使用しているため、市販の高級果実加工品と同等以上の果肉含有率を誇りながら、手頃な直売所価格で購入できる点が支持を集めています。