光年とは時間の単位ではない!1光年の距離とロケット到達年数の全貌

光年とは時間の単位ではない!1光年の距離とロケット到達年数の全貌

光年とは時間の単位ではない!1光年の距離とロケット到達年数の全貌に関する専門家の意見を分かりやすく解説いたします。

地球周辺の身近な天体から、気の遠くなるような深宇宙、果ては観測可能な限界領域まで、宇宙の距離感覚を可視化した一覧データを作成しました。光が進むスピード(光速)と、ボイジャー1号クラスのロケット(秒速17km)による所要時間を比較検証します。

天体・対象領域詳細・数値データ(距離)光の到達時間(光年換算)探査機(秒速17km)での所要時間月約38万4,400 km約1.28秒約6.3時間(アポロ船は約3日)太陽約1億4,960万 km(1 AU)約8分19秒約102日最も近い恒星プロキシマケンタウリ約40兆1,000億 km約4.24光年約7万4,800年天の川銀河の中心部(いて座A*)約2.5×10^17 km約2万6,000光年約4億5,900万年アンドロメダ銀河(M31)約2.36×10^19 km約250万光年約440億年(宇宙年齢の3倍超)観測可能な宇宙の広がり(半径)約4.4×10^23 km約465億光年(直径930億光年)到達不可能(空間膨張が光速を超越)

上の表から明らかなように、太陽系内で最も親しみ深い太陽光が地球へ届く到達時間はわずか約8分19秒に過ぎません。私たちが昼間に見上げる太陽は、常に「約8分前の過去の太陽」です。しかし一歩太陽系の外へ出ると、隣の星である最も近い恒星プロキシマケンタウリですら約4.24光年も離れており、光の足配をもってしても4年以上を要します。さらに肉眼で見える最も遠い天体であるアンドロメダ銀河までの光年距離は約250万光年。現代の夜空に見えるアンドロメダ銀河の微かな光は、地球上で初期人類が石器を使い始めた時代に放たれた光なのです。

小林 直樹
著者

小林 直樹

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。