Q1:妊娠初期に気づかず卵かけご飯を食べてしまいました。胎児に奇形や先天性疾患などの影響は出ますか?
A1:生卵を食べたこと自体によって、胎児に直接的な奇形や先天性異常が生じる科学的証拠はありません。注意すべきはサルモネラ菌による母体の急性食中毒です。摂取後3〜4日の間に母体に激しい下痢や高熱などの症状が出なければ、母子ともに感染はしておらず、胎児への影響も心配ありません。
Q2:すき焼きに生卵をくぐらせて食べる程度なら問題ないでしょうか?
A2:一口や二口であっても、非加熱の生卵液を付着させて食べる行為は推奨されません。肉が熱々であっても、卵液を中心部まで75℃・1分以上加熱する効果は得られないためです。妊娠中は、溶き卵をすき焼きの鍋に直接回し入れ、完全に火を通して「卵とじ風」にして楽しむことを強くお勧めします。
Q3:市販の温泉卵を電子レンジで追加加熱すれば安全に食べられますか?
A3:追加加熱によって黄身の中心部までしっかりと固まる状態(75℃以上)に到達させれば、理論上サルモネラ菌は死滅し、安全に摂取できます。ただし、殻や膜がついたまま加熱すると破裂する恐れがあるため、必ず器に割りほぐし、黄身に穴を開けてから十分に再加熱してください。