給湯器つけっぱなしはガス代高騰を招く?電気代の真相と正しい節約術

給湯器つけっぱなしはガス代高騰を招く?電気代の真相と正しい節約術

給湯器つけっぱなしはガス代高騰を招く?電気代の真相と正しい節約術に関する疑問を徹底的にまとめました。詳細な解説をチェックしましょう。

機器を開発・製造するツートップメーカーは、この問題に対してどのようなスタンスをとっているのでしょうか。ノーリツの給湯器に関する公式見解や、リンナイによる「給湯器の電源は切るべきか」という問いへの公式アナウンスを精査すると、両社に通底する一貫した設計思想が浮き彫りになります。

リンナイの技術見解において強調されているのは、待機電力の多寡ではなく「安全管理」です。同社のサポート情報では、「リモコンの電源を入れたままにしておくと、お風呂の高温設定(例えば48℃や50℃など)のまま台所の水栓をひねった際、不意に熱湯が吐出して火傷(低温やけど含む)を負う危険性がある」と警告されています。特に小さな子どもや高齢者が同居する世帯に対しては、使わない時の電源オフを推奨しています。

一方、ノーリツの公式見解でも、「リモコンの表示画面は省電力設計となっており、電源を入れたままでも消費電力は極めてわずか」と説明されています。同時に同社が強く注意を促しているのが、寒冷期における「給湯器の冬場凍結防止ヒーター」の扱いについてです。給湯器内部には外気温が約4℃以下になると自動作動する電気ヒーターが内蔵されていますが、これは本体の屋外電源プラグから給電されています。「節電のためにコンセントごと抜いてしまう」という誤った節約を行うと、配管内部の水が凍結して膨張し、熱交換器や銅管が破裂する致命的な事故に直結します。

給湯器電源をこまめに消すデメリットとしては、安全確認を怠ったまま再点火してしまい温度変化に驚く点や、家族間で「つけた・消した」を巡る摩擦が生じる点、さらには物理スイッチの早期摩耗リスクなどが実現場の指摘として挙げられます。

渡辺 美咲
著者

渡辺 美咲

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。