東京実業高校サッカー部躍進の真相!セレクション基準と進路の全貌

東京実業高校サッカー部躍進の真相!セレクション基準と進路の全貌

東京実業高校サッカー部躍進の真相!セレクション基準と進路の全貌を詳しくリサーチ! 知っておきたい 重要ポイントを凝縮して配信します。

インターネット上の掲示板やSNSでは、「工業高校・実業高校のサッカー部は、卒業後の進路が工場勤務などに限定されて大学サッカーを続けられないのではないか」といった誤解や先入観が散見されます。しかし、現場のデータをつぶさに検証すると、実態は全く異なります。

第一に、同校には普通科文理コースが設置されており、サッカー部員の多くが指定校推薦や総合型選抜(旧AO入試)を活用して四年制大学へ進学しています。進学先には、神奈川大学、帝京大学、国士舘大学、東京国際大学、東京経済大学、関東学院大学など、関東大学サッカーリーグや東京都大学連盟で活発に活動する大学が多数含まれています。

第二に、万が一大学でサッカーを続けない選択をした場合でも、東京実業が長年築き上げてきた産業界とのパイプラインは絶大な威力を発揮します。JR東日本、東京電力、大手自動車メーカーや精密機器メーカーなど、一般の進学校では推薦枠のない大手インフラ・製造企業への正社員就職ルートが確立されています。

すなわち、「大学で高いレベルのサッカーに挑戦する道」と「早期に手に職をつけて優良企業へ手堅く就職する道」の双方を、本人の適性に応じて選択できる柔軟性こそが、東京実業高校サッカー部の隠れたアドバンテージと言えます。

田中 結衣
著者

田中 結衣

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。